木星に第三の目玉が出現したのを、ハッブル望遠鏡が撮影したそうです。目玉というのは、もちろん、生物学的な眼球ではなく、大赤斑に代表される、木星の大気に生じた渦−−即ち嵐−−のことです。
このうち、最も有名な「大赤斑」は、幅が地球二個分もある上に、三百年以上に渡って観測され続けているんだそうです。
つまり、三百年以上、吹き荒れ続けている嵐だというわけです。地球の大気中に、三百年以上も渦巻き続けている低気圧なんて存在しませんから、なんといいますか、でかい星は、時間の流れのスケールもでかいものなのかと、感心するばかりです。
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