イイワケ キター

mixi、4月に規約改定。「日記等の著作物はユーザー自身が権利を有する」

■ サーバー格納での目的で複製。「日記等の無断使用はない」

 これら条項についてミクシィは、「mixiのサービス内で作成した日記、著作物の情報について、従来どおりユーザー自身が権利を有することに変わりはない」と説明。このため、ユーザーの日記などの情報を書籍化することに関しては、事前了承なしに行なうことはないとしている。

 同社では以下の対応についての同意を得るための条項としており、「無断で日記等の情報を使用することはない」とコメントした。

  • 投稿された日記等の情報が、当社のサーバーに格納する際、データ形式や容量が改変されること。
  • アクセス数が多い日記等の情報については、データを複製して複数のサーバーに格納すること。
  • 日記等の情報が他のユーザーによって閲覧される場合、当社のサーバーから国内外に存在するmixiユーザー(閲覧者)に向けて送信されること。

 なお、利用規約に関しては利用ユーザーに理解しやすい内容になるよう、引き続き検討するとしている。

とのことですが、これって、イイワケ? 上記三点が目的であるなら、そう、規約に明記すれば済むことで、「投稿内容を国内外で無償かつ非独占的に使用する権利を許諾する」だの「著作人格権をミクシィに対して行使しない」だの書くのは不自然極まりないとしか言いようがありません。

オマケに、この釈明(イイワケ)は、公式のものなのでしょうが、依然、規約案は元のままで、後で気が変わったら、ミクシィが勝手に出版したり、映画化したりできる体裁を保ったままです。

この会社が、従来から言われるようにセンスに欠けるからなのか、それとも、何か腹づもりがあるのかは判りませんが、とりあえず、炎上気味なので、慌てて消火剤を散布したという感じで、もうしばらく、何が出てくるのか、注目したいと思います。