完全ワイヤレス化した眼鏡型ディスプレイ オリンパスが開発完全ワイヤレスの眼鏡型HMDをオリンパスが世界で初めて開発。HMDをかけて歩いているユーザーに自動的に地域情報を配信するシステムの実証実験も都内で始める。
瞳孔の約半分の面積の光学バーに映像を表示する「瞳分割シースルー光学系」を採用。外界の視界を100%確保できる上、半透過鏡が不要なため液晶ディスプレイの光を効率よく利用でき、低消費電力でも明るい映像を表示できるという。
50センチ先に3.8型(対角約10センチ)の画面を表示する。駆動時間は8時間(3分中30秒間表示の場合)。重さは電池込みで91グラム。
オリンパスは、メガマスか……いや、コイルスか?外部視界を100%確保したまま、情報を表示する眼鏡。これで、半分は、電脳眼鏡が実現されたことになるだろう。後の半分はジェスチャーによる操作で、これは、レーザ投影したキーボードによる入力などが既に要素技術としてあるので、いずれ取り込まれていくのだろう。
尤も、一番肝心の要素、電脳物質を実現するような、感覚器へのアクセス、或いは、電脳体なんていうのは、そんなに簡単には実現しないのだろうけれど。とはいえ、電脳ナビの誤作動によって、交通事故...なんて嬉しくないのは、なんか早晩起きそうな気もする。
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