タバコがらみでもう一題

未成年者の喫煙ストップ あすから「タスポ」申し込み開始

自動販売機でたばこを買うときに必要となる成人識別ICカード「タスポ」の申し込みが、2月1日に全国で始まる。未成年者の喫煙防止のため、業界団体の日本たばこ協会などが3月から全国で順次導入、7月以降は自販機の読み取り部分にタスポをかざさなければ、購入できなくなる。

...中略...

ただ、カードの貸し借りや未成年者が親のカードを不正に使うなどの“抜け穴”も。業界はカードの不正流通などを防ぐため、ネットオークション大手のヤフーや楽天など各社との間でタスポの出品を禁じる協約などもすでに結び、「あらゆる対策に先手を打ちたい」(日本たばこ産業)としている。

冷凍食品の問題には、JTフーズという、JTの子会社が関わっていますが、こちらは、親元、JTの絡む話。例の、成人である証明がなければ、自販機でタバコを買えなくする、という制度の件です。

成人である証明をICカードにて、行なうという方法なのですが、既に、誰もが考え付くように、本人以外でも利用できてしまうという、ザル……いや、枠のような仕組みであることが問題視されています。

あらゆる対策に先手を打ちたい……って、あんた、本気でやるんだったら、生体認証入れて、本人以外利用できないようにして始めるのが筋じゃないの?

どうせ、本気で抑止するつもりなんかなくて、このICカードと、その読み取り機を自動販売機に取り付けることとで、利権が発生していて、それに群がっているヤツらがいるだけなんでしょう?……と、勘ぐりたくなるような、制度ですが、さて。