わ、凄いなコレは...

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何気なく、ファミマ!!に、お昼を買いに行くと、妙にでかい箱が、棚に鎮座しています。見てみると、それは「カップヌードル・リフィル」 今時の、エコな時流に乗った、カップを再利用する、リフィルスタイルの、カップヌードルです。

一言でいってしまうと、「何だよ、カップがリユースできても、それはカップヌードルだろう?」なんですが、なんか、こういうのって、面白そうじゃないですか。ラーメン博物館で、マイカップヌードルとかうっかり、二回も作っちゃったりした、僕のストライクゾーンど真ん中ですよ。え、そんな人他にはいない?

リフィル麺(カップヌードル、シーフードヌードル各1)二つと、プラスチック製のカップが入って、定価600円(税込)。リフィルがひとつ128円ですので、定価150円のカップヌードルより、リフィルは割安。但し、スタータキットの値段を考えると、損益分岐点は、定価ベースで16食。それ以上食べれば、トータルでも割安になります。健康面が微妙に気になりますが、毎食コレとかでなければ、大丈夫?

カップは、保温のため、二重構造になっています。カップヌードルのスチロール製容器は保温ばっちり、温泉卵を作るのに使ったり出来ますが、きっとこれも大丈夫。外側が、透明のアクリルカップで、底面のネジで、内側の白いプラスチックのカップを固定します。すぽーんと抜けて火傷した、なんてことはおきないようになっています。外側と内側の間には、カップヌードルのラベルが挟まっています。このラベルは、オフィシャルサイトで、写真を入れたオリジナルを作ったり、あるいは、配布されているデザインのものを入れたりして楽しめるようになっています。世界にひとつのマイカップが簡単にできるってワケです。


リフィルは、上面のフィルムを剥がすと、フィルムの裏に、作り方が書かれています。勿論、キットの箱、箱に封入されていた説明書、そしてオフィシャルサイトでも、説明されていますので、よもや戸惑うことはないと思います。フィルムを剥がしたら、あわてて、これをカップの中に、えいやっと入れるのではなく、カップを逆さにして、麺の上からあてがいます。

そして、その状態で、一体となった、カップと麺を、ひっくり返します。しかる後に、上からカップの中に麺と粉末スープと乾燥具材をを落とします。スープと具材は別ですが、これはカップヌードルの工場で、麺をカップに詰めるためにやっている工程と同じになります。

あとは、普通どおりお湯を注いで、蓋をして待つだけです。が、蓋の向きには注意。蓋は収納時とは上下逆にして乗せます。つまり、がっちりはめるのではなく、軽く上に乗っているだけの状態にします。がっちりしめちゃうと、息抜き穴はあっても、蒸気の圧力で予期せぬ事故が起こるかもしれないし、また、蓋を外すときに、力入れすぎて、勢い余って、こぼしたり、ひっくり返したりする人がでるでしょうからね。細かいところですが、大事なところだと思います。

え、味は勿論、普通のカップヌードルと同じですよ。ただ、カップが硬質なので、ちょっとした違和感はあります。待っている間、蓋が、限りなく薄い半透明なので、中の様子が見えるのも、ちょっと新鮮。ふやけ具合などにこだわりがある向きには、嬉しいかもしれません。

カップヌードルの利点の一つに、食器が不要であると言うことがあります。非常食や、災害援助用として、これは、特筆すべき点なので、全てがこのような製品で置き換えられることはないでしょうけれど、普通に食べる分には、食器をリユースする、こういうスタイルは、悪くないと思います。何より、ギミック好きの心をくすぐりますし。願わくば、少なくとも16食食べるまでは、リフィルの供給を続けて欲しいものです。勿論、長ければ長いほどいいので、宜しくお願いします。> 日清さん