ニ十年目(だと思う)の完結です。長い長い物語でした。ファンタジー小説は随分読み漁ったように思いますが、最初の一冊が、この、風の大陸〈第1部 邂逅編〉でした。以来、およそ半年に一冊ずつ、本編二十八部+外伝七冊(?)に及ぶ大河ドラマも、最後は急流のように一気にエンディングまで駆け抜けました。昔話ではないので、最後はみんな幸せに幸せに暮らしました、という終わりではありませんから、それぞれの行く末が、気にもなりますが、ひとまずの大団円です。登場人物も作者もお疲れ様でしたというところでしょうか。
秋には、全編を、整理しなおした一気読み用の決定版が計画されているそうなので、それもまた楽しみでもあります。

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