本田雅一の「週刊モバイル通信」
前回の連載記事において、インテルのマリノウスキー氏が12カ月以内に200gを切ると話したとお伝えしたが、以下のようにインテル側から「それは誤解である」との連絡をいただいた。
>>> 「200gのUMPCはいつ出るのか? 」というご質問に対し、「12カ月以内に要件を満たす製品が出ます」とお答えをしました。
>>> お伝えしたかったのは、「UMPCに最適化された最初の製品が12カ月以内に登場します」ということで、その時点でUMPCの重量目標である200gの製品が登場するかはまだわかりません。
従って“200gという目標値”は存在するものの、それが1年以内に実現できる見通しというわけではないという。筆者も200gという実現が非常に難しい数字に対しての配慮が欠けたと反省している。お詫びして訂正したい。
結局、12ヶ月以内に200gのUMPCが出ることはないようです。200gというのはあくまでも目標数値であって、UMPCの要件ではないということです。そりゃあ、そうだろうなぁ。インテルが12ヶ月以内に出来るんだったら、とっくに日本のどっかのメーカがやってそうだもんなぁ。
ところで「UMPCに最適化された最初の製品が12ヶ月以内に登場」って。じゃあ、今出ている、UMPCってナニ?やっぱり、アレじゃあダメだっていうのは認識しているってことなのかな?「ダメ」と判っているものを最初に出しちゃうと、結局、OrigamiにしてもUMPCにしても「ダメ」っていう印象を植え付けるだけなのに、コンセプトだけ発表して、その「最適化された」製品まで、実際の発売を待つことは出来なかったのかな?
とにかく、この、UMPC、Origamiに関しては、どういう戦略を描いてやっていることなのかが今ひとつ見えてこない気がします。
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