こちらは大人向けの一冊。「もしも二匹が大人の男と女だったなら」ということで、あらしのよるにのストーリに沿って、恋愛論を、あらしのよるにの作者が展開していきます。他のこの手の本と何処が違うかといえば、まぁ、あらしのよるにという作品が下敷きになっているということでしょうか。暇つぶしには、悪くない一冊ですが、特にお勧めするというほどでもないというのが正直なところでしょうか。(なら書くなよ)
まんげつのよるに、について書いたときに、「この話はない方が良かった」(前巻で終わりにした方が良かった)と書きましたが、作者自身もそう思っていたというのが判ったのは収穫でした。そう書いてありました、この本の中に。
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