RSSフィードはそれなりに便利で、今までも、あれこれ使い散らしてきました。が、それらは、全てPC上で単独で動作するものばかりで、手元のレスポンスはいいものの、未読管理が、マシンごとにばらばらになってしまうという欠点がありました。あちこちからアクセスするので、これは致命的ともいえる不具合です。
そこで、レスポンスの点から、敬遠していた、Bloglinesに手を出してみることにしました。レスポンスに難あり……といっても、昨今のネットワーク環境は問題なくリッチですし、どうせ、記事全体を読みたくなれば、相手方のウェブサイトにアクセスするわけですから、実際は敬遠するのに意味はほとんどないといってもいいくらいなのですが。
さて、Bloglinesに手を出そう。そう思った日にBIGLOBEから、ウェブリリーダのβリリースがありました。ということで、折角ですから両方に手を出してみました。……結論から言えば、どちらも大きな差はありません。ウェブリリーダは明らかに後発ですので、Bloglinesを意識して作ったのでしょう。見掛けもできることも、まぁ、ほぼ同じです。ウェブリリーダの利点は、ウェブリブログを取り込むのが簡単だということです。取り込みたいウェブリブログにある、というボタンを押すだけでいいのです。尤も、Bloglinesも、そのような動作をするブックマークレットがあり、こちらは、ブログを選びませんので、ずっと優れているともいえるかもしれません。その他の点は、とりあえずほとんど差異がなく、読んでいるRSSを公開することも出来ますし、好みでどちらを使うか決めるのかな、という感じです。
既にBIGLOBEやBIGLOBEカフェに登録しているというような場合には、個人情報を新たに別の場所(Bloglines)に積極的に晒すメリットはないでしょうから、ウェブリリーダを用いた方がいいでしょう。……そのくらいの違いしかないというのが今のところの印象です。
おっと、肝心の使い勝手ですが、はい、まずまず良好です。やはりウェブ経由になるので登録や、整理、などの点でもたつく感じはありますが、RSSのチェックそれ自体は、非常に軽快で、また、当然、一元管理されていますので、二度同じ記事を読む羽目に陥る心配もありません。もっと早く使い始めればよかった…… oTL
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