Windows2000に存在する脆弱性をついて拡散するZotob、およびRBOT.CBQというワームがアメリカを中心に流行しているようです。MS05-039のセキュリティホールについては先日、マイクロソフトがパッチを公開しているわけですが、その一週間後に流行するということは、それだけパッチの適用を行なっていないユーザが多いということに他なりません。
マイクロソフトのパッチの品質に関する問題は、常に、取りざたされておりますが、やはり、可能な限りパッチを適用しておいた方がいいのではないかと思います。個人的には、SPのような特別重大なパッチは、一週間ほど様子を見てから、僕のマシン→家族のマシンという風に順にパッチを当てますが、それ以外のものに関しては、とりあえず、可及的速やかに適用するようにしています。
仮に一時的に、パッチの不備によって、何らかのアプリの実行や、或いはウィンドウズそのものに不具合が出るとしても、ワームに感染し、重要なデータの破壊や、或いは情報の流出などを招くよりも、その方がはるかにリスクが小さいと考えるからです。
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