迷走

国民新党の長谷川氏が新党日本入り

(中略)
 長谷川氏は「選挙を戦う上では党が重要だ。5人目がなかなか見つからない中で、私が入って早く(政党として)スタートした方がいいと判断した」と移籍に理解を求めた。だが、国民新党は17日、新党日本は21日にそれぞれ独自の理念を掲げ結党したばかり。所属議員の“トレード”が「理念のない数合わせ」との批判を招くのは確実だ。

郵政民営化法案に反対して、自民党を追い出されてしまったみなさん。迷走していますが、こんな意味不明(いや、いっそすがすがしいくらい意味自明か?)な集合離散を繰り返していては、やっぱり世間の理解を得られないんじゃないかと思いますよ。いっそ、合併するなら、まだ、理解できますが、「綿貫さんの理念に賛同している」と言っている人を、一応それとは違う理念を掲げている(んですよね?)政党に移籍させるって言うのはねぇ。……あ、賛同しているのは郵政民営化法案反対っていう部分だけなのかな :p

小泉総理だって、充分に胡散臭いですが、この人たちの、この行動って、胡散臭いどころか、信用できない感を振りまきまくりですね。勿論、議員になることが最初の一歩なんでしょうけれど、そのためなら、なんでもする、つまり政治理念は当選するためなら、適当に歪めてオッケーという、ことなんですから、公約だって、マニフェストだって、守るとは思えません。大体、これらの新党自体、ほとぼりが冷めた頃に解体して、ちゃっかり自民に合流するんだろうという空気が満ち満ちていいますしね。