どじょう……その生命力

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二ヶ月ほど前のこと、みのりの通う幼児教室のイベントで、どじょうを、泥鰌を、ドジョウを、子どもたちが沢山……多分40匹超、貰ってきました。つかみ取りがあったんです。さて、ドジョウの処遇をめぐっては、柳川鍋にしろとか、色んな意見が出ましたが、結局庭のバケツに入れて様子を見ることになりました。

その後、二日ほどで、大半にあたる30匹以上が死にました。やはり、つかみどりなどという大胆なイベントで、子どもたちが力任せに掴みまくったのですから、弱っていたのでしょう。まぁ、10匹弱ならある意味、柳川鍋には少なすぎて向かなくても、飼うのには適正だろうと思い、捕獲責任者(ちひろ)に、水替えや、餌やりをするようにいって、その後しばらく、その存在を忘れていました。すると……。

世話など、どこへいったのやら、すっかりおさぼりモードに入ったちひろによって、放置されたバケツは、ビリジアンの絵の具でも溶かしたかのように、鮮やかなまでの緑色に染まり、誰がどう見ても、生物が生存できる環境ではないように見えました。世話をしなかったちひろに注意を与え、さて、では水が腐敗する前に、処分しようと、庭の隅に、水をこぼしていくと……なんと、6匹ものドジョウがまだ生存しておりました。もちろんバケツをひっくり返したので、ドジョウは庭にまかれてしまったのですが、あわてて回収……まさか、ドジョウ救いすくいをする羽目になろうとは……。

庭のバケツで飼っているとどうしても目が届かなくなりますし、また、色水を作られても困りますから、休業中だった、小型の熱帯魚水槽を持ち出して、そこに住まわせることにしました。餌は、プレコ用のタブレットでいいだろうと思います。

……なお、二日ばかりは良かったのですが、昨日みのりが、プレコ用のタブレットを、ドジョウさんに一気に10粒ほどを与えてしまい、水槽の水が薄緑に染まっております。水槽は底部フィルターでろ過能力はそれほど高くないので、このまま数日、薄緑のままだったら、水を全部替えなきゃいけないかもしれません、とほほ oTL