クイックサン、携帯電話をキーボード/マウスにするUSBアダプタ株式会社クイックサンは20日、携帯電話をPC用のキーボード/マウスとして使用可能にするシステムを発表した。
同社は“ITのバリアフリー化”を目標に掲げており、「Lipii」(リピー)と名付けたシステムを開発。今回発表されたUSB受光器は「Lipii」を構成する要素の1つで、使い慣れた身近なデバイスである携帯電話やリモコンでPCを操作できるものを開発してきたという。
ケータイのインターフェイスを擬したものとしては、ThumbPhraseとか、かな漢字変換で、テンキーを使ってケータイ風や、ポケベル風にかなを入力するモードを持つものなどがありましたが、いずれも普及したとは思えません。僕のVAIOにもThumbPhraseがついていますが、うっかりキーを触って起動されたりすると、チッ、と舌打ちして消すような、いってみれば邪魔者扱いなんです。だって、フルキーあるのに、わざわざ、10個ばっかりのキーを駆使して、入力するなんて面倒なだけですから。
少ないキーを工夫して、効率的に入力できるように、ケータイのシステムは良く出来ているとは思いますが、あれはそういう制約がある中では、よい、というものであって、あらゆる場面で優れているというわけではないと思います。
ましてや、バリアフリーと書いてありますが、どのような層を狙っていっているのか判りませんけれど、キーボードに拒否反応を持つような層が、ケータイのキーには拒否反応を持たない……とも思えないんですけれどねぇ？ 市場はあるのかしら？
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