ロボット三原則

かわいいけど、スゴイんです——タカラの家庭用ロボット「TERA」

ミニシアター、防犯、健康管理、家庭探査機(?)……タカラが開発中の家庭用ロボット「TERA」は、実用的な機能とエンターテイメント性を合わせ持ったパートナーロボットだ。しかもカワイイ。

ロボットが、当たり前に、人間の生活をサポートし、一緒に暮らすようになる……そんな日がすぐそばまで来ているのかもしれません。このロボットたちは、単なる愛玩でも、技術的な研究の目的でもなくて、実際に、人とともにあることを目指していると思います。

ところで、ミニシアター健康管理いいのですが、セキュリティには若干の設計上の問題があるような気がするのですが……。

このセキュリティロボットは、カメラ兼リモコンの機能を持った子どもと、画像などを記録し、また500円玉貯金の機能、およびそれらへアクセスするための指紋認証機能などを備えた親とからなるのですが、映像の記録も、溜め込んだ500円玉も、ロボット本体に内蔵されていますから、侵入者は、このロボットを持ち去れば、証拠隠滅と、現金盗難が一度に達成できてしまうように思うんですけれど……残念っ!? oTL

これでは、ロボット三原則の第三項「ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。」ができません。自己防衛のために、映像を送信する機能と、GPS情報を取得し、それも送信する機能くらいはつけたほうがいいかもしれません?