捨てる神あれば?

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訳あって、DellPowerEdge SC420というPCに、Linux をインストールすることになりました。当初予定では、Vine Linux 3.1をインストールする予定だったのですが、インストーラHDDを認識しないので、インストールできませんでした、トホホ。

原因は、Vine Linux 3.1のカーネルが、SATA(Serial ATA)を認識しないためで、こんなときには、BIOS設定でSATAをParallel ATAに見せかける Combine Modeに設定してやればいいのです。いいのですが、あろうことか、このSC420には、そういう設定項目がないのです(T_T)

ということで、ならばと、SATAをサポートしているディストリビューションを探しました……。ありました。
Fedora Core 3は、SATAをサポートしているので、拍子抜けするくらいにあっさりとインストールできました。いやいや、捨てる神あれば拾う神あり、とは、このことでしょうか!? (^^;;
Fedora Project様様です(^^;

しかし、Dellのサーバはかなり癖が強いですね。また、アッセンブリ作業問題があるのか、或いは、ケースそのものの問題なのか、当初CD-ROMドライブのトレイが、ケースに干渉して、出てこないという状態で納入されてきました(--;)
自分でケースを開けてマウントを調整してなんとか出るようにしました。しましたが、その過程でケースのエッジのバリで、手を切ってしまいました。このあたりの仕上げはかなりだという印象です。安いのにはそれなりのわけがあるという感じです。とほほ。

また、静穏性と言う意味では、全くダメなPCですので、個人向きではなさそうです。まぁ、これはサーバという性格上、マシンルームなどへの設置が前提となっているからでしょう。