Vine Linux 3.0

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当サーバを運用するのにも利用している Vine Linux の、久々のメジャーバージョンアップが、今月中に行なわれる予定です。既に、3.0RC1のテストが始まっています。

サーバのアップグレードをする前に、引退した旧サーバマシンにこのRC1インストールしてみました

インストールはCDブータブルな環境ならどうってことないんですが、旧サーバはNEC mobioNXという、古いPC(MMX Pentium 200MHz/96MB/4GB)なので、そんな気の利いた機能は未搭載です。いまどきブートFDが必要なんです。聞いた話では、人気のFedora Core2ではFDブートは消滅したらしいではないですか。Vine Linux では、3.0でも引き続きサポートされるようで、事なきを得ましたが、これが違ってたら、いきなりアウトですよ、トホホ。Linuxで古いマシンを活用、なんていうのは、もうナシなんですかねぇ?

パフォーマンスが低いので、インストーラの見積もりが、はじめから、一時間以上経過するまでずっと残り30分でした(苦笑) emacs-lispのパッケージを展開するたびに、かなり時間がかかっていましたので、どうも byte-compileなどの後処理に手間取っていたようです。まぁ、パフォーマンスがパフォーマンスだけに仕方ないといわざるをえませんね(T_T)

特に、サーバ向けという設定はないものの、telnetdが動かないようになっていたり(sshdははじめから利用できる)それなりに安全側へ倒した設計になっているようです。

折角ですので、サーバ用のカーネルパッケージでも作るかと(サーバはVIA C3)作業を始めたら、まぁ、これまた、遅い遅い(T_T)
しかも、半日かけてビルドしたら、2GBしか確保してなかったルートパーティションが溢れて、途中で頓死していました(T_T)

残りの2GBはほぼあいていて、/homeにマウントされているので、ここを使って作業するように指定して、もう一度ビルドさせています。気長に待ちます。

カーネルこそ2.6の採用は見送ったものの、2.6ベースのシステムでは陳腐化してしまっていた、ライブラリなどが軒並み新しいものになっているので期待大です。まぁ、うちのサーバは、僕が勝手にVineSeedから新しいのを無理無理移入したりしていたので、それなりに新しいライブラリも入っているんですが、どうしてもつぎはぎな感じは否めませんでしたので(^^;

サーバの方は正式版のリリース(7/31に予定されています)を待って入れ替えようと思っています。