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EF 40mm F2.8 STM

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決して、ゴールドラッシュに踊らされたわけではありません。いや、ずーっと気になっていたレンズなんですが、40mm何に使うのさ、とか考えるとなかなかてが出しにくかったレンズでもあります。

EFレンズで、パンケーキ的というと、長らく EF 35mm F2(旧)がその役割を担ってきたのですが、さすがに、あの厚さでパンケーキはないだろうというのと、既に新しいモデルでリプレイスされてしまっているのとで、陳腐化の感を免れ得ない感じです。

そんなわけで、まあ、買ったわけです。EOS 70Dにつけると本当に小さくて軽くて、いい感じ。35mm換算で64mm相当というのは標準から少し中望遠に寄った感じで、ポートレイトからスナップまで結構使い勝手がよさそうです。何より、AFが小気味良い。DCモータのEF 35mm F2と比べるなという話もありますが。

コシナのULTRON 40mm/F2も良さそうだったのですが、作例を見ると、非球面2枚+アスフェリカなのに、非点収差、コマ収差が大きくて、なんとも微妙な感じだったのですよ。EF 40mmの方は、非球面一枚だけという構成なのに、ぐっと、いい感じに作例は見えたので、まあ、懐事情も相まって、こちらに決定です。

今週末からの出張に連れて行く予定。EOS Mの方は、事情があって、多分置いていかなければならないので。

EOS Mについて

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楽しみにしていたのに、発売が延期になってしまいしょんぼりしているワタシです。

まあ、延期なのは仕方がない。待っている間はせめてあれこれ妄想して楽しむことにしましょう。

もちろん、7/23の発表からこっち、ずっと妄想しているわけですけれど。

世間様の評判を見てみると、まあ、概ね評判が悪いですよねw

評判が悪いのは、

  • 外付けオプションを含めてEVFがない。
  • AFがとんでもなく遅い。
  • レンズがない。
  • フラッシュを内蔵していない。
  • つまらない。
といったあたりが、大きな理由のように思います。

EVFのオプションもないのは残念ですが、なければないで、何とかなりそう。というか、ないなりの使い方をするのでしょう。レンズも、EF-Mレンズの充実があればそれにこしたことはないですが、とりあえずは、確かにEF/EF-Sレンズの流用でしのげる範囲かという気もします。ムービーを中心に考えたら、高倍率ズームが一本欲しいところですが、シグマやタムロンあたりでもいいのでSTMモデルを出して欲しいところ。つまらないのは、もう、感性の問題なので仕方がないですね。AFが遅いのだけは、確かにKiss X6iのライブビューをいじり倒した感触では勘弁して欲しいレベルであり、是非とも改善して欲しい、発売延期の理由がまさに、これがどうにかなるレベルに至るに必要だったから-つまり解決されたので発売にこぎつけた-と思いたいところです。

興味深いなと思ったのは、思ったより、フラッシュが内蔵でないことにダメだしをしているヒトが多いということ。世間様は結構フラッシュ使うんですね。

私自身は、フラッシュは必要最低限の場面でしか使わないので、ちょっと驚きました。コンデジの内蔵フラッシュなんて、届かない、回らないで、うっかり炊いたら、妙な感じになったりするので、いっそ、思い切って感度を上げてフラッシュなしで撮ってしまうので、内蔵していないことそのものは割とどうでもいいと思ったのですが。

カメラの肩にしょぼいフラッシュがあるより、ガイドナンバー9程度でも、外付けで用意してあれば十分じゃないかと思うんですけれどね。日中シンクロ用とかだったら十分じゃないですかね?いえ、このところでフラッシュたいた記憶が、日中シンクロか、モノ撮りくらいで、しかもモノ撮りだったら、家でじっくりやることが多いので、それこそでかい外付けフラッシュでEOS 40Dで撮るので、EOS Mにそんなこと求めないですしね。

せっかく、ISO12800とかまで感度がオートで上がるんだし、思い切ってフラッシュを使わない撮影スタイルになっちゃえばいいのに~と思ったんですが、そうでもない感じが、ちょっと面白いです。

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9月29日は多分下旬

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中旬っていつなのさ?

と、いうエントリを書いたばかりなのに、キヤノンの、EOS Mの製品情報サイトが更新されて、発売日が、しれっと延期されていましたよ。

現時点では、ダブルレンズキットが9/29で、それ以外のラインナップは全部、10月中旬だということです orz

予約殺到で生産がおっつかなかったか? それとも、延期せざるを得ない問題でも発生したか?

延期した分、AFの性能が上がっているとかそういうウレシいことがあるといいのですが......。

中旬っていつなのさ?

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キヤノンがようやく発売にこぎ着けた、ミラーレスカメラ、EOS Mですが、発売がいよいよ迫って参りました。

いえ、迫ってきているはず、です。

だって、アナウンスされている発売予定は9月中旬。中旬というのは、大辞林によれば、「 月の中の10日間。11日から20日まで。 」なのですから、すでに、今日はもう、中旬。いえ、昨日からすでに中旬で、中旬は残すところ、あと八日なのです。

だから、いつ発売になるのさー!早くアナウンスしてよー!待っているんだよー!

LOREO Lens in a cap/PC Lens in a cap

LOREO Lens in a cap

所謂、トイレンズになると思いますが、LOREO Lens in a capと、LOREO PC Lens in a capとを、買ってみました。どちらも3,000円前後の大変チープな一品。

レンズはどちらも三群三枚とかいうことになっていますが、どこに三枚も仕込んであるの?と言いたくなるほどのコンパクトさ。装着したときに、ペンタ部の方が出っ張っているという状態。本当にボディキャップ並みの薄っぺらさ。

Lens in a capの方は、ターレット式っていうんですか?絞りが、くるくるとかえられます。単なる穴なので、勿論、円形。F/5.6から始まって、8, 16, 32, 64と、どんだけ暗くできるのかというくらい、暗く絞り込めます。F/5.6と64との間には、穴の開いてない場所があって、ここにすることでレンズにも蓋。完全なボディキャップと化します。PCの方にはこの機能はありませんし、絞りもF/11と22の二段階だけ。こっちもどんだけ暗いんでしょう?

フォーカス、という概念はどこかに捨ててきた、完全パンフォーカスシステムですので、シャッターは即切れます。ええ、気にするべきは、最短距離と、構図だけ。最短距離は書いてないけれど1.5m位らしいです。焦点距離は35mm。EOS 40Dに装着した場合で56mm相当。確かにEF35mm F/2とほぼ同じ画角が得られます。

F/64 -1.0EV F/32 -1.0EV F/16 -1.0EV F/8 -1.0EV F/5.6 -1.0EV

ちょっと軽く作例を並べてみたりしようかと思います。ずらりと並んでいるのが、同じ場所から撮った、写真で、絞りが変えてあるだけです。左から、F/5.6, 8, 16, 32, 64となっています。

流石にパンフォーカスのゆるゆるレンズです。奥行きを全く感じさせない、フラットな絵は、正にトイカメラか写るんですか。フレアが出まくって、EOS 40Dの絞り優先AE任せだとオーバーになってしまうので、-1EV補正しないと、飛びまくり。ただF/64だけはそのままで撮るべきだった感じですが。ここまで、パンフォーカスで、ここまで描写も甘いと、絞る意味とかあまりなさそうだし、絞りすぎによる回折による解像感の低下なんていうのも気にしなくてもいいかもしれません。というよりも、絞りがついている意味さえ、よく判りません。F/5.6では明るすぎる場合にのみ絞るのでしょう。それでも、大抵、F/16位まであれば用が足りるような気もするのですが。

F/64で空...ゴミだらけのセンサー

なんてコトを書いていたら、絞る意味が一つ見いだせました。手元にあるレンズは、大抵F/22くらいまでしか絞れないので全然気づいていなかったのですが、F/64まで絞って空を撮ったら、ものすごくセンサーが汚れているのが判りました。いや、F/32にしてもでないくらいの汚れなので、ついていても撮影に支障があるとも思えないのですが、そのうち、クリーニングに出さなくちゃ、と思いました(^^;;

それでどんな写真を撮っているのさ?

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恵比寿ガーデンプレイス並木恵比寿ガーデンプレイス時計台

カメラを持ち歩いてはいるものの、昼間は仕事しているわけで、なかなか写真を撮る機会なんてありません。なので、どうしても、夜景になるわけですが、これが中々に思い通りにならない。試行錯誤しながら撮っています。おまけに、イルミネーションの季節はもう終わっているんですよね。

職場のある恵比寿ガーデンプレイスは、それでも、今週末、12日まで展示中のバカラのシャンデリアと、周囲の電飾があるので、多少華やかです。ただ、このイルミネーションって奴が、難物で、簡単にプログラムAEで撮ったりすれば、周囲の暗さに引きずられて、あっという間に白飛びしてくれます。

そんなわけで、マイナス補正するわけですが、サブダイヤルで補正できるので、40Dは、Kiss DNに比べてお手軽です。(Kiss系は、Avボタンを押しながらメインダイヤルで操作。)±2までしかできないのがこうなると不満に思えてきます。

写真左は、恵比寿ガーデンプレイスの時計台です。(EOS 40D,TAMRON A16,ISO-400,1/30秒,F/2.8,-1.3EV,プログラムAE,30mm(48mm相当),AWB,パターン測光)時計の文字盤が飛んでしまっているので、高感度を粘る設定にすべきだったかと反省。そもそもKiss DNに比べて、F/2.8へしたがる傾向が強い気がします。もう一〜二段絞っておくべきだったかも。

右は、恵比寿ガーデンプレイスの入り口からバカラのある広場へと続く並木です。(EOS 40D,TAMRON A16,ISO-640,1/25秒,F/2.8,-0.7EV,プログラムAE,25mm(40mm相当),AWB,パターン測光)バカラ側から入り口方面に向かって撮っています。ここも、簡単に撮れば白飛びですので、ややマイナスに補正しています。

恵比寿ガーデンプレイスバカラ

さて、それで、これがバカラのシャンデリアです。(EOS 40D,TAMRON A16,ISO-400,1/100秒,F/5.0,-2.0EV,プログラムAE,26mm(41.6mm相当),AWB,パターン測光)光の塊ですので、月などと同じく、難しい被写体だと思います。マニュアルで撮ってもいいくらいかもしれませんが、お手軽にプログラムAEで目一杯マイナス補正して撮ってみました。まぁ、こんなものかな?

中央快速 E233系

左は、中央快速のE233系です。(EOS 40D,TAMRON A16,ISO-400,1/80秒,F/3.5,プログラムAE,37mm(59.2mm相当),AWB,パターン測光)別に鉄分過多ではないので、普段、電車の写真なんて撮ったりしませんが、AI サーボモードとA16の組み合わせをちょっと試してみたくて、トライしてみました。

結果は、ちょっと前ピン?フォーカス点を固定しなかったので、もしかしたら、列車じゃなくて手前のホームにピンが来てしまったのかもしれません。出なきゃ、モータの重いA16ゆえに追随しそこなったか? でも、だったら後ピンか。やはりピンの位置がおかしかったのかもしれません。電車と、ホームや壁とのコントラスト差が小さいので、AFが迷ったのかもしれません。もう少し条件を変えてまたトライしてみたいと思います。

と、いったような感じで、本当にまだ、試行錯誤している段階なんです。週末にどのくらい写真を撮れるかが楽しみですが、天気悪いといっているので、全然、撮れないかも……。

そしてアップデート

Nissinオフィス内のショウケース

使えないフラッシュを抱えていても仕方がないので、ファームウェアのアップデートをしてきました。実費で1000円。作業自体は五分ほどで終了しました。あっさり。

西荻窪にあるNissinは、エレベータを降りると、いきなりオフィスという本当に小規模な会社。「窓口」なんて書いてあったから、受付カウンターみたいなものがあるのかと思ったら、そんなものはなく、ショウケースのあるエレベータ脇のスペースとパーティション一枚挟んだ場所では、なにやらミーティングの最中でした。

ファームウェアアップデートの件で、(午前中に事前に電話で行くことを伝えてあった。)というと、「こちらにかけてお待ちください。」と、ショウケースの向かい側にある、応接兼ミーティングスペースといった風情の場所を示されました。が、座るか座らないかのうちに、作業完了してしまいました。

Di622ファームアップデート前のメニューDi622ファームアップデート後のメニュー

アップデートが正しく出来ているかどうか確認するために、EOS 40Dに装着して、まずはメニューを確認。外部フラッシュの設定は、全く出来なかったのが、きちんと、できるようになっていました。しかも、キヤノン用では出来ないといわれていた(PIEでNissinのブースで先幕固定と説明された。)先幕・後幕の切り替えも出来るようになっていました。ファームウェアアップデートのおかげでしょうか?なんだか儲けた気分です(^^)。

で、一応確認してください、と促されて、ちゃっかり撮ったのが、冒頭のショウケースの写真です。アップデート前は、フラッシュは常に全力だったので、真っ白くハレーションを起こしていたのが、きちんとTTL調光されて写っています。

こうした、サードパーティ製のフラッシュは、メーカから情報を提供されて作っているわけではないので、どうしても、製品が出てから対応ということになるんだそうです。なので、こうしたファームウェアアップデートの仕組みというのは、とても重要なのです。純正でないものの場合は、こういう点も考慮して購入しないと、安物買いの銭失い、なんてことになりかねないようです。ご用心。

そんな罠

EOS 40Dを買って、ホクホク嬉しくいたら、とんだ落とし穴がありました。昨夜気づきました。とあるものを撮ろうと、エツミのドームスタジオを取り出して、外付けフラッシュ Nissin Di622をつけて、パチッと撮ったら、画面が真っ白でした oTL

TTLが全く働かず、ガイドナンバー50のフラッシュが、至近距離で、全力で光ったのだから、真っ白に写るのはアタリマエというものです。あわてて調べてみたら、EOS 40D対応にはファームウェアアップデートが必要、とか書いてあるじゃないですか oTL

しかも、アップデートは、自分では出来ず、サービス窓口へ送るか持ち込むかしかないと来ています。TAMRON A16もA20も太いわ繰り出しは多いわで、内蔵フラッシュではまず間違いなくケラレるので、外付けフラッシュを使えないでは済まされません。(まぁ、手動調光する手はありますが。)というわけで、ファームウェアアップデートをする算段をしなければなりません。

EOS 40D/TAMRON A20

EOS 40D/TAMRON A16 & A20

厄年は、大きな買い物をすると厄落としになるというし……買っちゃいました。EOS 40D。二年半、愛用した EOS Kiss DNは、SIGMA DC18-200mm F/3.5-6.3をつけて、奥さん用にしました。となると、手持ちの TAMRON A16(AF 17-50mm F/2.8[IF])だけになってしまうレンズの、望遠側を補うべく、TAMRON A20(AF 28-300mm F/3.5-6.3 [IF] VC)も買いました。

液晶も大型化するわ、ダイヤルは増えるわ、ボタン併用の操作が増えるわ、EOS Kiss DNに比べて、大分、操作も変わっていますので、慣れるのに暫くかかりそうですが、それもウレシイ。

予備のバッテリを買おうと思ったら、ヨドバシカメラは「今年、まだケンコーから入荷がないので、純正しかないんです。」というので、3,000円高い純正は買わずに、一バッテリー体制で運用しています。VC(Vibration Compensation ... 手ブレ補正のコト。キヤノンならIS、ニコンならVR、シグマならOSとそれぞれ呼称するが、同じようなもの。)やらライブビューやらで、ただでさえ電池を喰う様になっているので、予備バッテリー購入は急務。終末には入荷するというので、入荷次第ゲットしないと...。

ライブビューは、既にあちこちでレビューされているように、圧倒的な威力で、モノ撮り、風景撮り、マクロ撮影などにはぴたり来るものです。TAMRONによれば四段分(?)補正能力があるというVCも凄い。ファインダー像がピタリと止まるのは、センサーシフトで補正する、ソニーαや、ペンタックスKシリーズでは、絶対にえられない安心感。望遠域でのフレーミングは、やはりレンズ側で補正しないと。ライブビューに特化するなら、センサーシフトでもいいんでしょうけれどね。

まだ、半日も触っていませんが、大満足な40Dです。ただ、一点。カコっ、という感じの、妙に軽いシャッター音をのぞいては。シャッター音はEOS Kiss DNの方がずっとイイ感じでした。まぁ、静かなので、静粛な場所でも撮りやすくなったという考え方もありますが。

秋の草花とデジカメのこと

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下手の横好きな上に、ガジェットマニア(だが貧乏なので、数はそんなに持っていない。マニアが聞いて呆れる。)なために、常時カメラを複数持ってうろうろしたりしているわけです。もっとも、普段は、EOS Kiss DNなんて持って歩きません。いくらコンパクトなデジイチとはいえ、常時携行には全く不向きなカメラですので。今日のように、写真を撮る気で出かけない限りは持って行きません。そうやって、EOSを持っていても、ポケットにはサブカメラとして、Sonyのサイバーショットを持っていたりする訳です。ただ、このブログの数少ないと推測される読者の方はお気づきでしょうが、僕ははっきり言って、このDSC-T5というカメラが全く好きではありません。撮るたびにストレスを溜める、そんなカメラで、お金さえあれば、即効で、ソニー以外のメーカのコンパクトなカメラに買い換えたいと常に願ってやまないくらいなのです。ええ、これを使い続けているのはひとえに、買い換えるお金がないからです。どのくらいダメかというのを、今日は、秋の草花をEOSで撮るついでに、DSC-T5でも撮って、見比べてどんなにダメか確認してやろうと、そういう企画なのです。ただし、ダメなのはカメラではなく、貴様の腕だ...といわれるとそうかもしれないという状態ではありますが oTL

早速一つ目は、合歓(ネム)の花です。そう。夜になると、葉が閉じるオジギソウに似た木です。こういうピンクのブラシみたいな花を咲かせます。左がEOSで右がCybershotです。これはCybershotがどうこうというより、コンパクトの悲哀というか...センサーサイズが小さいゆえに、被写界深度が深まりすぎで、背景がごちゃごちゃうるさくて何を撮ったのかさっぱり。メいっぱいズームして撮れば良かったのですが、手ぶれしまくってしまって、ちょっと悲惨なことに。ポケットに入るコンパクトさが災いした感ですが、これは仕方のないことだと理解しています。ただし、手ブレを嫌って感度を上げると、見るも無残なカラーノイズの嵐となりますので、草花を撮るならISO64を死守したいところ。

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これは、ヒメザクロの鉢植え。実はまさに小さいざくろで、食べられますが、酸味が強い上に、種ばかりという感じなので、食用は絶賛お勧めしません。鑑賞して楽しむものだと思います。花を中心に撮ったつもりなのですが、右DSC-T5は、またも、被写界深度が深くて...。ソレをおいても、発色がちょっと残念な感じに。AWBが緑の多い背景に引っ張られて迷ってしまったのでしょう。これも多分WB太陽光で撮影すればよかったのでしょうが、背面の液晶では発色がこんなに悲惨にも見えなかったので。腕が悪いという説もありますが、カメラマンを選ぶカメラといえなくもないでしょう。

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これは、トウガラシの一種でしょう。園芸種かもしれませんが、よくわかりません。色が綺麗で、実は小さいのでおそらく観賞用で間違いないと思います。さて、写真のほうですが、被写界深度はいうに及ばず、さらに発色についても全くヒメザクロのときと同様の傾向が出ています。ちょっとボケた感じで、色鮮やかさが失われてしまっています。そして、極めつけは、右から入る西日に、がっつりフレアが出るナイスレンズ。Carl Zeiss Vario-Tessar。ソニーが、ライセンス生産しているだけで、ツァイスイコン社作っているわけではないですが、Carl Zeissの名が泣きそうな美しいフレアにうっとり(/_T)
デジカメに搭載しているのに、デジカメ用に開発したレンズではないので...なんていうイイワケは通りません。ちょっとツァイス社もライセンスについて真剣に考えたほうがいいと思いますヨ。

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最後のコレは紫式部。紫色の小さな実をつける庭木です。隣家から種がこぼれて勝手に生えたものですので、駐車場脇の妙なところに生えています。こういうのを撮るときは被写界深度を浅めにして、背景にお見せしたくないようなものが写らないようにしたいところですが、最初に書いたように、これはコンパクトの悲哀。ボケというのは実に偉大で大切なものなんだと痛感させられるエアコンの室外機等々です。ホワイトバランスも狂っていますので、きちんと日陰とか曇天にしておくべきでした。

おまけに、ここがこのカメラで最大にストレスフルなところなのですが、オートフォーカスが非常にあてにならないのです(そのくせ、マニュアルフォーカスは、0.5m, 1.0m, 3.0m, 5.0m, 7.0m, ∞の六段階しかなくて事実上∞以外は使い物にならないという状態。)左EOSの写真を見てもらえばわかるように、手前の実にフォーカスして撮影したのです。EOSはセンターフォーカスに固定して、AF固定の後フレーミングしているので厳密にはコサイン誤差が出ているはずですが、まずまずの写り。一方、DSC-T5はがっつり、ソコに合焦マークが出た(実は合焦マークが出ただけでも上出来で、どうやっても合焦しないケースもとても多いのです。)ので撮ったのですが、ご覧のように美しい後ピン oTL
被写界深度の深さも手前方向には全く生きず(被写界深度は元々後ろへと伸びるものなので当然ですが。)完全に狙いを外したグレイトな作品に仕上がっています。ああそうです。腕が悪いんですとも。でもね、僕にはこのカメラ使いこなせないんですよ(/_T) もちろん、こんなシロモノですので、フォトクリップ用、メモ用と割り切っているのですが、それでも、このような見事なピンボケをかまされると、メモの用もなさない、と非常に腹立たしくなってきてしまうのです。ひとついえることは、もう絶対、ソニーのスチルカメラだけは買わない(ハイビジョンハンディカムは大変気に入っているので、ハンディカムはまたソニーを買うと思います。)

今日の夕焼け

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Canon EOS Kiss DN/SIGMA 18-200mm F3.5-6.3/プログラムAE/33mm/ISO400/F4.5 +1.0EV/ 1/13秒 /曇りSony DSC-T5/プログラムAE/6mm/ISO64/F3.5/ 1/5秒 /曇り

明日は雨の予報ですが、今日も西には夕焼け空。EOS Kiss DNとCybershot T5とで同じ方向を撮って見ました。左がEOS、右がCybershotです。WBは両方とも曇天を、EOSはISO400で+1.0EV、CybershotはISO64。どちらもプログラムAEで撮影しています。

見た目に近い写真に仕上がったのは、EOSの方。Cybershotは、青がちょっとキツく出ています。よく言えばヴィヴィッドということでしょう。このあたりの画作りは好みが分かれるところだと思いますが、コンパクトの方はスナップなどの用途が多いことを考えれば、こういう方向は悪くないと思います。青空の風景にもいいかも。ただ、そうでないところでは、ちょっと色の乗りが良すぎるかも知れません。

みのりの運動会

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台風14号の接近で、天候が心配された運動会ですが、だれのパワーでか、ピーカンで迎えることができました。しかし暑い。

みのりは、徒競走と、お遊戯、鈴割りをこなして、午前中を終えました。今、弁当を食べ終えて、友だちと遊びに行ってしまいました。

会場で、EOS Kiss DXを持っている人を三人ほど見かけました。うらやましくって、仕方ありません。とほほ。

EOS Kiss DXキタ

【速報】キヤノン、ゴミ対策機能搭載の「EOS Kiss Digital X」

 キヤノンは24日、デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss Digital X」の発売を発表した。発売日は9月8日。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、ボディのみが9万円前後、レンズキットが11万円前後、ダブルズームレンズキットが13万円強の見込み。ボディカラーはブラックとシルバー。

 エントリー向けモデル「EOS Kiss Digital N」の後継機種。同社初のゴミ対策機能「EOSインテグレイテッドクリーニングシステム」、APS-Cサイズ相当(22.2×14.8mm)の有効1,010万画素のCMOSセンサー、2.5型液晶モニター、9点AF測距など、EOS Kiss Digital Nから進化した内容となっている。

α100,K100D,D80(DMC-L1は除外。いや問題外。)……これらの挑戦を受けて王者キヤノンが出してきた答えがこれ。くぅぅ、大幅進化だ。凄すぎる!! はやく実写画像が見たいです。800万画素では他を寄せ付けない高感度ノイズの少なさと、ダイナミックレンジの大きさを誇っていたキヤノン製CMOSセンサーが、微細化してどの程度のものになったのか……大変気になります。ダストリダクションは文句なし。書いてないけれど当然ピクチャースタイル対応でしょうし……ああ、ブツヨクがぁ!!

はじめてのプログラミング

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初めてのプログラミング
Chris Pine 西山 伸
オライリー・ジャパン (2006/07/24)

書店で見かけました。Rubyを使って学ぶというところが、ちょっと新しいです。とはいえ、プログラミングの入門書ですから、内容は他の言語を使ったものと、そう大きく違うわけではありません。ただ、素材が素材ナだけに、多少オブジェクト指向よりなのはあると思います。

そもそも、ちょいと前(そうだなー、15年くらい……かなぁ?)まで、コンピュータといえば、アプリケーションを自分で書いて、はじめて使えるものでした。が、今は、数多のアプリケーションが存在していて、プログラムなんかしなくてもそこそこ使うことは出来ます。しかし、既製のアプリケーションでは、どこか、求めているものと微妙に違うところがあるのが普通です。そうした隙間を埋めるのに、プログラミングの知識が役に立ちます。また、まだ誰も作ったことのないアプリケーションを作ることが出来るのも、アイディアとプログラミング能力がある誰かです。

プログラミングできると、コンピュータをより深く使いこなすことが出来るようになると思います。この本は、Windows/MacOS/Linux(など)で環境をそろえるところから始まっています。大抵のプログラマ予備軍をカバーするんじゃないでしょうか? この夏(もう終わりだけれど。)、もう少し、コンピュータとの距離を縮めてみるのもいいかもしれませんヨ。